W2C-Clipper「クリッパー【FX自動売買ソフト探しからの解放】MT4資産運用システム」… 4/
より...
ナンピン+マーチンゲール手法はEA化との相性が非常によく、現状取引環境※では自動売買で利益を上げる数少ない方法のひとつと考えています。
※ MT4では特に目立ちますが、業者に有利な数々のプログラムや管理基準。
しかし本ロジックには共通の大きな弱点が 2つ あります。
ひとつはストップ設定の導入が難しいことにより、その延長線上にあるロスカットのリスクが高いことです。
もうひとつは、大きな含み損を抱えるシーンが多く、これは精神的なストレスとなるばかりか、適当なレンジ相場や押し目戻しにおける収益機会を逃してしまうことです。
W2C-Clipperはこのロスカットのリスクを鑑み、そのロスカットとなる未来の相場を想定し臨むことができることを最大の特長とします。
つまり、ロスカットとなる相場とはどんなものなのかをイメージして、それを最大のリスクとして許容し、イニシャルデポジットと初期ロットという簡単な設定のみで、これをコントロールできると言うことです。
チャートを分けポジションを持つタイミングをズラし稼動させる方法は、この二つ目のストレスの解消が出来れば「永い未来に対して非常に有効な運用方法となるのでは...」と思い考えた方法です。
具体的にはマジックナンバーの異なるW2C-Clipperを、同一MT4上でいくつかのM1※チャートに任意のタイミングで設定することによりバラバラに動かします。
→ 参照:当方が実践している「さらなるリスク低減」について http://w2c.seesaa.net/article/181869255.html
※ 5分足も併用すると少しですが勝手にズレます。
大きな値動きでエントリーがそろった場合は、ナンピン前であれば手動でイグジットしています。
例えるなら、運用者が W2C-Clipper-1,2,3,…というトレーダーを休ませたり働かせたりを管理するファンドマネージャーの立場となるようなイメージです。
W2C-Clipperはロット数のみでリスク管理ができますので、こういった方法が容易に実現できます。注意点としては、別のEAがこのリスク設定に干渉しないことです。
自動売買プログラム(W2C-Clipperも含めすべてのEA)は決して 「金のなる木」 ではありません。 と私は思っています。
もしそんなものがあれば投下資金によっては数千万あるいは数億円でも安く、値がつかないものであることは想像に難くありません。
EAのみを使って運用する場合においても、自身の投資家としてのスキルアップは必須です。
自身のMT4理解度を上げること。デモ口座を用いて十分にオペレーションの鍛錬をし、そのEAのロジックや動作を分析すること。
この作業から、いろいろなアイデア、派生手法やEA同士の相性等がわかってくるのではないでしょうか。
要はEAを「使う側の力量」で大きく稼ぐことも破産もあり得るということです。
W2C-Clipper「クリッパー【FX自動売買ソフト探しからの解放】MT4資産運用システム」… 6/
に続く...
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3月
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