あなたのEA、本当に「再現性」を守れていますか? ― 成行エントリーという見落とされたリスク ―
突然ですが、質問です。
あなたのEAは
バックテスト通りに動いていますか?
フォワード成績は、
Strategy Testerのレポートとほぼ一致していますか?
もし答えが「完全には一致していない」なら、
その原因はロジックではないかもしれません。
そのエントリー、本当に最適ですか?
もう一つ質問です。
あなたのEAは、
成行注文でエントリーしていませんか?
多くのEA開発者は疑問を持たず、
条件成立 → 成行エントリー
という設計を採用します。
確かに設計は簡単です。
しかし、その構造には重大な前提があります。
「その瞬間、EAが正常稼働していること」
もし、
・VPSが停止していたら?
・通信が一瞬途切れていたら?
・MT4が固まっていたら?
バックテストでは存在していたはずのトレードは、
現実では“なかったこと”になります。
その差を、あなたは許容できますか?
バックテストでは必ず約定します
Strategy Testerでは、
成行注文は必ず約定します。
しかしライブ環境ではどうでしょう。
・スリッページ
・値飛び
・約定拒否
・リクオート
これらは日常的に起こります。
つまり、
バックテストの前提条件と
現実の取引環境は一致していない
ということです。
この乖離を「仕方がない」と済ませますか?
それとも構造から見直しますか?
指値・逆指値という選択肢
では、
もしエントリーを事前にサーバーへ置いておけるとしたらどうでしょう。
指値・逆指値注文であれば、
・VPS停止中でも注文は生き続ける
・価格が合致しなければ約定しない
・理論上、不利な滑りは発生しにくい
・デモとライブの差が縮小する
・業者間差も小さくなる
そして何より、
バックテストとフォワード成績の乖離が極小化される
あなたはどちらを選びますか?
なぜ普及しないのか?
ここでさらに問いです。
それほどメリットがあるなら、
なぜ多くのEAが採用しないのでしょうか?
答えは単純です。
設計が難しいから。
成行は「今、条件が成立した」だけで完結します。
しかし指値・逆指値設計では、
・価格帯を事前に決定する必要がある
・未約定管理が必要
・週跨ぎやポジション重複管理が複雑
・ゾーン設計が必須
成行の数倍、難易度は上がります。
ではあなたは、
簡単な設計と、再現性の高い設計
どちらを選びますか?
W2C-Fibozowの回答
W2C-Fibozowでは、
週初に決定するPIVOTレートとゾーンを基盤に、
指値・逆指値エントリーのみで設計
されています。
その結果、
・VPS停止リスクの最小化
・スリッページ影響の抑制
・BTとフォワードの一致性向上
・業者依存性の低減
を実現しています。
これは偶然ではありません。
設計思想の違いです。
最後に、もう一つ質問です
EAの本質は何でしょうか?
相場を当てることですか?
それとも確率を再現することですか?
もし「再現性」こそが本質だと考えるなら、
ロジックだけでなく、
注文方式という構造にも目を向ける必要があります。
あなたのEAは、
本当に“再現性”を守れていますか?






