ナンピンEAがなぜ危険なのか
ナンピンEAとは、
相場が予想と逆に動いたときに、同じ方向へポジションを追加していくEAです。
しかも多くの場合、ロットを倍々に増やしていきます(マーチンゲール)。
一見すると
「いつか戻れば大きく儲かる」
ように見えます。
でも、ここに大きな落とし穴があります。
① ナンピンで増やしたポジションには「根拠」がない
最初のエントリーには、
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テクニカル
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経験
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過去検証
など、何らかの「理由(優位性)」があるはずです。
しかしナンピンはどうでしょうか?
👉 「一定の値幅を逆行したから」
それだけです。
そこには
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トレンド転換の根拠も
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相場が反発する理由も
何もありません。
② なのに、賭け金だけは急激に増える
例えば
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1回目:1ロット
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2回目:2ロット
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3回目:4ロット
と増えていくと、
たった2回ナンピンしただけで
合計7ロットになります。
つまり、
「根拠のないポイント」で
「最初の7倍の資金」を
「相場の流れに逆らって」
投じている状態
になります。
これはもう投資ではなく賭けです。
③ 相場は「必ず戻る」わけではない
ナンピンEAは
「いずれ戻る」
という前提で作られています。
しかし現実の相場には
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トレンドが何百pipsも続く
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戻らないまま暴走する
という局面が必ずあります。
そのとき
ロットを増やし続けた口座は、
一度も損切りできないまま破綻します。
④ ナンピンEAは「最初から全力勝負」
普通のトレードは
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損切りが決まっている
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負けても損失は限定的
ですが、ナンピンEAは違います。
👉 損切りしない前提
👉 資金が尽きるまで耐える
つまり
最初のエントリー時点で「口座全額」を賭けている
のと同じ構造です。
⑤ 勝ち続けているように見える理由
ナンピンEAは
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小さな利益を
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何度も
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長期間
積み上げます。
だから
「勝率が高い」
「安定している」
ように見えます。
でも実際は、
小さな利益 × 何百回
↓
たった1回の大トレンド
↓
口座全損
これを繰り返す仕組みです。
結論
固定値幅のナンピン+マーチンゲールEAは、
遅いか早いかの違いで、必ず口座を飛ばします。
それは
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運が悪いからでも
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相場が荒れたからでもなく
👉 仕組み上、そうなるように作られているからです。
(補足)
ナンピンEAは
「負けを認めない代わりに、最後に全部失う仕組み」






