【資産運用】投資信託(ファンド)商品が長期保有できなくなる4つのケースとは?
「積立NISAで20年保有したい」
「老後資金のために30年持ちたい」
このように、投資信託は長期保有を前提にされることが多いですが、実は途中で保有が続けられなくなるケースがあるのをご存知ですか?
本記事では、長期保有が不可能になる4つのケースをわかりやすくご紹介します。
目次
-
信託期間が定められているファンド
-
繰上償還が行われる場合
-
ファンドの併合(統合)
-
信託会社(運用会社)の消滅
-
まとめ:長期保有したいならここに注意!
1. 信託期間が定められているファンド
一部の投資信託には、「信託期間(ファンドの寿命)」が設定されている場合があります。
例:
信託期間:2025年3月31日まで
満了後、自動的に償還(終了)される
📌図:信託期間あり vs 無期限ファンドの比較
| ファンド名 | 信託期間 | 長期保有可否 |
|---|---|---|
| Aファンド | 10年(2024年満了) | ❌ 終了する |
| Bファンド | 無期限 | ✅ 長期保有OK |
🔍【チェック方法】
ファンドの目論見書や公式ページの「基本情報」欄を確認しましょう。
2. 繰上償還が行われる場合
信託期間が残っていても、予期せず終了するのが「繰上償還」です。
✴繰上償還とは?
信託契約に定められた条件(例:純資産総額が一定以下など)を満たした場合、運用会社の判断で早期にファンドを終了させることができる仕組みです。
❗繰上償還の主な原因
-
純資産残高が少なくなった(人気がなくなった)
-
市場環境が大きく変化した
-
運用継続が困難と判断された
🔍図:繰上償還のイメージ
3. ファンドの併合(統合)
運用効率化のために、似たような性格のファンド同士が合併することがあります。
-
AファンドとBファンドが合併して「新Cファンド」になる
-
ファンド名・運用方針・手数料などが変更される可能性
この場合、保有自体は継続できるものの、投資先が変更されることもあり、実質的には長期保有の前提が崩れるケースもあります。
例:
Aファンド:米国グロース株特化
Bファンド:米国バリュー株中心
合併後:バランス型に変更(方針が変わる)
4. 信託会社(運用会社)の消滅
ごくまれですが、信託会社が破綻・吸収合併・撤退などで存在しなくなるケースがあります。
-
通常は他社が業務を引き継ぐ
-
しかし、新たな運用方針が合わないことも
💡このような場合も、投資信託が償還されたり、別のファンドに変わる可能性があるため注意が必要です。
5. まとめ:長期保有を目指すならここに注意!
以下の表に、長期保有を妨げる要因とそのチェック方法をまとめました。
| ケース | 内容 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 信託期間あり | 最初から満期がある | 目論見書・公式サイト |
| 繰上償還 | 途中終了のリスクあり | 運用報告書・資産規模 |
| ファンド併合 | 性格が変わることも | 運用会社からのお知らせ |
| 信託会社の消滅 | 他社に引き継がれる | ニュースや運用報告 |






