祝!日経金融新聞一面に当クラブ記事が掲載されました

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昨日11/27「日経金融新聞」一面に当ウィンスクエアクラブの投資家支援活動に関する記事が掲載されました。

光栄にも、
 ・「外為専門投資サークルのパイオニア」として紹介
 ・「外為市場の健全な発展の一翼を担う活躍」に期待
というような記事内容となっております。

悪質業者の処分や脱税などFXに関するマイナスイメージの記事が続いていた中、タイミングよく掲載していただいたことにも感謝しております。

下にスキャン画像と全文を載せますので、是非ご一読ください。

 → ダウンロード【無地高画質3.6MB】 

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「外為学んで個人も成長」 ~リスクを知り損失を回避~

外国為替証拠金取引や外貨建て債権などの個人の外貨投資が増えるなか、外為をテーマにした勉強会がじわりと広がっている。この春ごろから続々と、株式中心だった投資グループが外為の研究を始めたり、外為専門のサークルが発足したりしている。規制緩和で証拠金取引が注目を集めるようになった一方で、大きな損失を被るケースも出てきたためだ。

相次ぎ「勉強会」
関西で、この五月外為専門の投資家サークル「ウィンスクエアクラブ」が発足した。六十人ほどのメンバーは二十代から八十代まで幅広い。月二回、自営業者の事務所で、投資対象国の内政や財政状況などをテーマに勉強会を重ねる。早稲田大学の学生が株式投資の勉強をするサークル「Forward」が十月から外為の勉強を新たに始めた。参加者は二十人ほど。週一回、持ち回りで、外為関連の書籍やアナリストの分析などを読み、リポートにまとめて発表する。個人が外為をテーマに集うグループ。昨年まではほとんどみられなかった光景が全国で目立ってきた。株式サークルでは、慶応大学の「実践株式研究会」もこの四月から為替の研究を始め、株を共同で運用する投資クラブ「ミモザ」も五月に外為の勉強を始めた。ウィンスクエアクラブのような専門サークルも他にも出始めた。株式の世界では組織で運用する投資クラブだけでも五百あるとされるが、外為でも「勉強会を含め数十」といわれるようになった。
相次ぐ勉強会の背景には、外為証拠金取引の急増がある。矢野経済研究所によると、証拠金取引の口座数は二〇〇七年三月時点で六十五万件ほどとなり、二年間で三倍以上に膨らんだ。一九九八年の外為法改正で証拠金取引が認められ、ここ数年で個人の関心が急速に高まった。加えて外為相場が荒れ始めた。過去二年の円安局面では、円を売って外貨を買ってさえいればもうけが出やすかった。しかし最近は円高にも振れやすく、損失を被る個人が増えている。相場が激しく動くようになったことも、個人の学習意欲を刺激し始めた。

健全な市場へ
為替相場が動く要因は株式よりも多岐にわたる。投資対象国の経済ファンダメンタルズ(基礎的条件)だけでなく、国際資本取引や政治情勢、通貨制度なども考慮する必要がある。「為替は株と違い相対的に動く。多くの要因がかかわるため一つの物差しで測れない」とファイナンシャルプランナー(FP)の町野隆氏。外為の問い合わせが増え、実践しないとリスクもわからないと考えた。自分自身で証拠金取引を始め、難しさを痛感した。
市場関係者は「個人の知識が深まれば市場にとってもプラス」と勉強会を歓迎する。ウィンスクエアクラブでは「八月に損失を被った円高が再び起こると読んだため、今月の急激な円高局面では参加者はみな無傷で乗り切った」(代表の小島修氏)。金融庁はいま悪質な業者の処分を進めているが、個人も「成長」しないとトラブルは消えない。相次ぎ発足した勉強会が外為市場の健全な発展につながるか・・・。(井土聡子)
出典:(2007年11月27日 日経金融新聞)
http://www.nikkei.co.jp/ks/


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