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コロナショックでFXの退場者が急増!今後のリスクと回復時期について徹底解説

新型コロナウィルスが2020年3月現在、世界的な感染拡大を見せています。

特に株やFXのトレーダーは大打撃を受けており、多くの大損報告が寄せられています。

今回はコロナショックで実際にどれほどの損失が出たのか、回復時期はいつ頃になる予定なのかを詳しく解説していきます。

FXで退場してしまう原因・理由とは?初心者・経験者の退場事例と失敗・大損を回避する方法

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FX初心者を中心に大損・退場が多数起こっている

株・FXのトレーダーの多くがSNS等で大損したと報告していますが、そのうちの多くは資産運用の一環で最近FXを始めた方のようです。

上級者がコロナショックを未然に防げたのは、こちらの3種類の要素を把握しているからでしょう。

  • テクニカル手法
  • 国際情勢
  • トレードスタイル

FX初心者の多くはチャートの値動きの分析といったテクニカル手法に焦点を合わせがちです。

しかし、それだけではコロナショックなどの局面でFX取引を成功されることはできません。

チャート分析がマクロなら、紛争や経済規制などのマクロな状況の読み取りもFXの今後を占うためには重要となってきます。

更に、デイトレード、スイングトレード、スキャルピングといったトレードスタイルの変化も、こうした状況下では必要になってきます。

コロナショックによるFXへの影響はしばらく続く

FX市場はコロナショックによって大打撃を受けていますが、当面この状況は回復する見込みを見せていません。

日本景気自体が大きく後退していることもあり、コロナショックによるFXへの影響は、まだしばらく続くと考えられます。

コロナショックのリスク拡大・回復時期を見通すポイント

FX市場がコロナショックで大打撃を受けている真っ最中の2020年3月時点ですが、それではいつこの状況から抜け出すのでしょうか?

それを見通すためには、トレーダーが注目すべきポイントがあります。

ただ、コロナショックから必ずしも回復できるという楽観的な分析は意味がありません。

今後のリスクが更に拡大する可能性も頭にいれなければいけません。

ここからは、コロナショックの拡大や回復状況を分析するポイントを紹介していきます。

①原油価格の暴落が外国為替に大きく影響する

原油価格の暴落は、FX市場に大きく影響する可能性が高いです。

コロナショックによる原油暴落リスクの高まりは、中東諸国の経済悪化へダイレクトに影響を及ぼします。

スワップポイント狙いで新興国の高金利通貨を利用している方は注意が必要です。

原油価格の暴落はアメリカのシェール業にも大きく影響するので、結果的に世界的なリスクとなる可能性は十分あります。

②円高ドル安がいつまで続くかをチェック

アメリカで利下げが起きると、今後いわゆるリスクオフが起きると考えられます。

●リスクオフ:投資家がリスクを回避し、より安全で安定している資産に向かう状態

リスクオフ時には日本円が変われる傾向にあり、円高が起きやすい傾向にあります。

円売り・ドル買い取引では、このまま円高が続いていけば損失が膨らんでいく状態になります。

③コロナウィルスに対する国の対策や収束傾向をチェック

コロナウィルスの感染拡大に対し、国が資金を投入して大規模な対策を実施するというニュースも増えてきました。

2020年3月時点はどんな対策がおこなわれるのか決定していませんが、何かしらの対策が講じられれば経済状況がダイレクトに回復する可能性もあります。

また、コロナウィルスの影響によって下落した経済状況は、ウィルスの収束によってそのまま戻るとも考えられています。

各国のコロナウィルス対策のニュースにもアンテナをはっておきましょう。

コロナショックはFXにとって超大打撃にはなり得ない?

コロナショックによって退場・大損を被ったFXトレーダーは多数いるようですが、これはあくまで短期的な話で、更なる大損失が生まれる可能性は低いのではないかと言われています。

ここで比較対象にしたいのがリーマンショックです。

リーマンショック時は失業者が多数生まれた他、外国為替市場へダイレクトに影響を与えました。

一方、コロナウィルスは世界的な拡大傾向を見せているものの、2020年3月時点ではまだまだ最悪の事態という訳ではなく、一般層の経済活動もまだまだ止まっていません。

感染が収束すればそのまま市場が回復する見通しが強いので、まずはニュースをチェックしましょう。

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