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銅価格(銅建値)の推移|銅相場の今後の見通しや価格が高騰している理由も解説

先物取引といえば「金」を連想する人が多く、銅や銀で投資している人は少ないイメージがあります。

しかし2021年の銅相場強気な姿勢を崩さず最高値を更新し、投資家達から大きな注目を得ています。

今回は銅価格の推移を紹介していきます。

NY市場やロンドン金取引所の同価格の推移も紹介するので必見です。

今後銅で投資を始めようと考えている人は参考にしてください。

【2021年】金投資におすすめの証券会社ランキング!金ETF・金現物取引におすすめの業者も厳選紹介

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銅価格の推移(月次)

銅価格の推移(年次)

銅価格の推移(月次)は下記の通りです。

年月銅価格(ドル/トン)
2018/017,065.85ドル
2018/027,006.52ドル
2018/036,799.18ドル
2018/046,851.51ドル
2018/056,825.27ドル
2018/066,965.86ドル
2018/076,250.75ドル
2018/086,051.05ドル
2018/096,050.76ドル
2018/106,219.59ドル
2018/116,195.92ドル
2018/126,075.32ドル
2019/015,939.10ドル
2019/026,300.49ドル
2019/036,439.46ドル
2019/046,438.36ドル
2019/056,017.90ドル
2019/065,882.23ドル
2019/075,941.20ドル
2019/085,709.44ドル
2019/095,759.25ドル
2019/105,757.30ドル
2019/115,859.95ドル
2019/126,077.06ドル
2020/016,031.21ドル
2020/025,687.75ドル
2020/035,182.63ドル
2020/045,057.97ドル
2020/055,239.83ドル
2020/065,754.60ドル
2020/076,372.46ドル
2020/086,498.94ドル
2020/096,704.90ドル
2020/106,713.81ドル
2020/117,068.91ドル
2020/127,772.24ドル
2021/017,972.15ドル
2021/028,470.94ドル
2021/038,988.25ドル
2021/049,324.82ドル
2021/0510,161.97ドル
2021/069,631.50ドル
2021/079,450.82ドル

2020年のコロナショック後から回復している銅価格ですが、2021年4月を目処に上昇の勢いが止まっています

銅価格の推移(年次)

銅価格の月別推移

銅価格の推移(年次)は下記の通りです。

年代銅価格(円/トン)
1980年2,182.09ドル
1981年1,741.95ドル
1982年1,480.44ドル
1983年1,591.93ドル
1984年1,377.32ドル
1985年1,417.38ドル
1986年1,373.78ドル
1987年1,782.50ドル
1988年2,601.67ドル
1989年2,848.41ドル
1990年2,661.48ドル
1991年2,338.78ドル
1992年2,281.16ドル
1993年1,913.08ドル
1994年2,307.42ドル
1995年2,935.61ドル
1996年2,294.86ドル
1997年2,276.77ドル
1998年1,654.06ドル
1999年1,572.86ドル
2000年1,813.47ドル
2001年1,578.29ドル
2002年1,559.48ドル
2003年1,779.14ドル
2004年2,865.88ドル
2005年3,678.88ドル
2006年6,722.13ドル
2007年7,118.23 ドル
2008年6,955.88ドル
2009年5,149.74ドル
2010年7,534.78ドル
2011年8,828.19ドル
2012年7,962.35ドル
2013年7,332.10ドル
2014年6,863.40ドル
2015年5,510.46ドル
2016年4,867.90ドル
2017年6,169.94ドル
2018年6,529.80ドル
2019年6,010.15ドル
2020年6,173.77ドル
2021年9,142.92ドル

年次単位で見ると、銅の価格は2000年代から急上昇しています。

銅はスマホ・自動車・エアコンなどに使われている金属なので、経済成長が進んで行けば行くほど需要が高くなります

2000年後半から形態の普及率が高くなり、世界全体の景気も回復してきた為価格が上昇しています。

LEM銅価格の推移(月次)

LEM銅価格の推移

LEM銅価格の推移(月次)は下記の通りです。

月日LEM銅
2021/03/019,173
2021/04/018,789
2021/05/019,949
2021/06/0110,160
2021/07/019,385
2021/08/019,748

LEM銅は、LEM(London Metal Exchange)で取引されている銅です。

LEMはロンドン金融取引所で1877年に設立されています。

世界最大規模の非鉄金属専門の取引所で、銅の他にも鉛・スズ・亜鉛・アルミニウム・ニッケル・アルミ合金などが上場されています。

銅に投資する方法

銅の需要が高まっているとわかっていても「どうやって投資するの?」と疑問に思う初心者が多いです。

銅は、金のように現物投資する人は殆どおらず、CFDや先物・ETFで投資するのが主流です。

今回はCFDとETFでの投資方法を紹介します。

CFDはFXと類似しているポイントが多いので、FX経験者は比較的やりやすい金融商品です。

FXとは何?知っておきたいFXの基礎を初めての人にもわかりやすく解説

銅CFD

銅をCFDで投資する方法は、銅の現物取引を行わず売買差益のみやり取りする取引方法になります。

CFD取引はFXと同じでレバレッジをかけて取引できます。

最大レバレッジ20倍までかけることが可能で、効率良く資金運用できます。

短期的に差益を狙った銅投資をしたいという人におすすめの金融商品で、取引手数料は基本的に無料です。

現物取引の場合ある程度資金を持って取引する必要がありますが、銅CFDは少額運用もできます。

またCFDは空売り出来るので、銅価格が下がっても利益を得るチャンスがあります。

【2021年最新版】CFDにおすすめの証券会社を紹介!全8社のサービス内容や特徴を比較

ETF

銅関連の指数連動を目指すETFに投資する方法もあります。

ETFは銅を現物取引するのでは無く、指数の連動を目指す上場している投資信託に投資します。

国内でおすすめの銅ETFは銅上場投資信託(東証)です。

短期的な変動差益で利益を狙うより、中長期で運用したいという人におすすめの金融商品です。

S&P500の買い方を紹介!おすすめの投資信託・ETFや取扱い証券会社を解説

2021年の銅価格は上昇傾向

銅はコロナショック後から強気な相場を崩さず上昇しています。

銅は2021年5月頃に最高値を突破していますが、投資家達からの資金流入は続いている状況です。

新型コロナウィルス感染拡大から回復する過程で、再生可能エネルギー・電気自動車関連のインフラへの支出急増が見込まれる為、銅相場も連なって上昇している傾向にあります。

長年魅力的ではないと言われてきた銅相場ですが、2021年の急上昇で注目度が高くなり、ロンドン・NY市場の銅先物で参加する人が急上昇しています。

銅価格の推移から投資タイミングを見よう

現在の銅価格は、長年の推移をみても高水準レンジで推移していることが分かりました。

銅は今後も利用されていく金属で、需要も高まる傾向にある為、先物・CFD・ETFなどの金融商品で投資を検討してみましょう。

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