スキャルピングは数秒～数分でトレードするスタイルで、利益幅は狭いが損失を抑える特徴をもっています。
今回はスキャルピングの攻略法をしっかり解説するので、スキャルピングをはじめようと思っている人は必見です。
スキャルピングトレードはどんなものか知りたいという人も、攻略法を見れば理解できるので参考にしてください。
FXのスキャルピングとは？手法の特徴・勝つコツと注意点を分かりやすく解説
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このページのもくじ
FXスキャルピングの攻略法を徹底解説
FXスキャルピングの攻略法をまとめました。
- 通貨ペアの変動幅と値動きが激しくなる時間帯を把握しておこう
- 利確幅は10pips~20pipsと想定してテクニカル分析する
- 値動きが鈍くなっている通貨ペアで取引するのはNG
- 値動きが鈍くなっている通貨ペアで取引するのはNG
- 通貨ペアの変動幅と値動きが激しくなる時間帯を把握しておこう
- 集中できない時は取引しない
スキャルピングは非常に短いスパンで取引するので、取引最中は常にチャート画面を見て集中する必要があります。
スイングトレードやデイトレードのように考える時間がトレード中にはないので、エントリーする前に細かく取引内容を決めておきましょう。
利確幅は10pips~20pipsと想定してテクニカル分析する
スキャルピングは短い時間でポジションを決済します。
利確幅をあらかじめ設定しておく必要があるので、10pips~20pips程度に設定しましょう。
予想より大きく儲けるチャンスであっても利確幅を最初に決めている通りに利確することが大切です。
取引ルールを場面で変更してしまうと、負けてしまっている時も同じ様な行動をしてしまいます。
損切り設定している数値を場面で変更してしまうとロスカットの危険性が高まるので絶対にやめましょう。
値動きが鈍くなっている通貨ペアで取引するのはNG
スキャルピングは短時間で、利確するので値動きが鈍い通貨ペアで取引すると勝つことができません。
通貨ペアごとに値動きに特徴があったり時間帯によって変動が激しくなったりするのでしっかり分析しましょう。
今回はボラティリティが高くスキャルピングに向いている通貨ペアを紹介します。
単純にボラティリティだけを見るとマイナー通貨ペアのみになってしまうので、ボラティリティが高い+スキャルピング向きの特徴を持っている通貨ペアを厳選しました。
ボラティリティが高くスキャルピングに向いている通貨ペア
・ポンド円
・豪ドル円
・NZドル円
主要通貨ペアは時間帯によって値動きが鈍くなっていることがありますがトレンド発生がわかりやすく、マイナー通貨ペアのように経済状況によって左右されることが少ないのでおすすめです。
ポンド円はトレンド発生がはっきりしていますが、殺人通貨ペアといわれているのでレート状況をしっかり把握しておきましょう。
集中できない時は取引しない
スキャルピングはトレードスタイルの中でも１番集中力を要するスタイルです。
集中力が散漫になっている時にトレードすると、エントリーするタイミングを間違ってしまったり損切りタイミングを失ってしまったりするので気をつけましょう。
集中できていないと感じた時は、無理に取引するより休む方が利益に繋がるのでポジションを保有せず様子見してください。
FXスキャルピングは「順張り」・「逆張り」どちらか一方で攻略する
FXスキャルピングは、大きく分けて「順張り」・「逆張り」の取引方法があります。
順張りはレート変動に乗って取引する方法で、逆張りはレート方向と逆の方向にエントリーする方法です。
どちらも利益を出すことができる取引方法ですが、どちらか一方にエントリータイミングを絞ると勝率があがります。
柔軟に対応できる方が勝てるように見えますが、順張り・逆張り両方のタイミングを見ているとポジポジ病にかかりやすいのでおすすめできません。
多方面で取引していると失敗する
多方面で取引すると、勝率があがるどころか失敗する傾向があります。
本当にエントリーチャンスでポジションを保有しているのか、とりあえずポジションを保有したのかわからなくなってしまうのでやめましょう。
特に初心者はどちらか一方に絞って分析しないと、間違った根拠を鵜呑みにして取引してしまう可能性があります。
取引する方向性を確立しないとポジポジ病にかかってしまう
取引する方向性を確立しないとポジポジ病にかかってしまいます。
ポジポジ病はどんな相場局面でもポジションを保有してしまう病で、損失トレードを連発してしまうので危険です。
順張り目線・逆張り目線どちらが自分に合っているか把握してエントリーしましょう。
通貨ペアによって逆張りが効きやすかったり順張りが効きやすかったりするので、デモトレードや少額取引で研究しましょう。
ポジポジ病の原因とは？なぜ治らない？依存症の克服・対策方法を徹底解説【診断チャート付き】
FXスキャルピングを順張りで攻略する方法
スキャルピングを順張りトレードで攻略する方法を紹介します。
- 値動きに逆らったエントリーはNG
- 平均移動線やMACDでゴールデンクロスを見つけるのがベスト
- 値動きが硬直している相場では取引しない
順張りはトレードの基礎で、初心者におすすめの取引方法です。
順張りトレードでエントリーポイントを見つける方法もしっかり説明するので参考にしてください。
値動きに逆らったエントリーはNG
値動きに逆らったエントリーは順張りトレードではありません。
動きに合わせたエントリーが好ましいので、長時間足・短時間足チャートをみてマルチフレーム分析をおこないましょう。
相場の動く傾向に沿ったトレード手法なので、間違った分析でエントリーすると負けるので注意してください。
平均移動線やMACDでゴールデンクロスを見つけるのがベスト
順張りトレードに有効なテクニカル指標を利用しましょう。
順張りでは、平均移動線・MACDを利用したテクニカル分析がおすすめです。
平均移動線とMACDは鉄板の組み合わせで、両方がゴールデンクロスをしている時を狙ってエントリーしましょう。
短時間足のみのチャート画面で見ていると、ゴールデンクロスの騙しが発生している場合もあるのであらかじめ長時間足でレート変動の傾向を掴んでおきましょう。
値動きが硬直している相場では取引しない
値動きが硬直している相場は、これからどちらの方向にいくかわからない状況です。
予想できない相場でエントリーする行為はギャンブル行為なので絶対にやめましょう。
値動きが硬直している場面はトレンド転換期の可能性があります。
強いトレンドが発生する前でもあるので、エントリーする準備をしておきましょう。
FXスキャルピングを逆張りで攻略する方法
スキャルピングを逆張りトレードで攻略する方法を紹介します。
- 長時間足で大きなトレンドが発生している場合は逆張りNG
- RSIやRCIを利用して傾き過ぎているポイントを見つけよう
- 損切り幅を小さくする
逆張りは、レート方向と反対の方向でエントリーするのでリスクが順張りより高くなります。
しっかりとした根拠がない状態でエントリーすると大損失してしまうので慎重に取引しましょう。
長時間足で大きなトレンドが発生している場合は逆張りNG
長時間足のチャート画面をみて大きなトレンドが発生している場合、逆張りすると失敗してしまう可能性があります。
一時的にレート変動が反転することもありますが、大きなトレンドが発生していると流れに乗ってレート変動するので逆張りはやめましょう。
ここまでくればさすがに下がるだろうと考えてエントリーしていると大損してしまうので、大きなトレンドが発生している時はトレンドが終わるまで待つ必要があります。
RSIやRCIを利用して傾き過ぎているポイントを見つけよう
逆張りトレードではRSIやRCIを利用してトレードすることをおすすめします。
RSIやRCIは売りすぎ・買いすぎ状況を数値化してくれるテクニカル指標で、どのタイミングでレート変動が切り替わるか判断することができます。
ある数値以上で逆張りポジションを取るといった取引ルールをトレードする前に決めておきましょう。
損切り幅を小さくする
逆張りトレードは場合によって大損してしまうことがあります。
損切り設定を徹底して、損切り幅は小さめにとっておきましょう。
相場状況と反対のエントリーをしているので、トレンドが続いてしまうと負けてしまいます。
早めの切り替えが必要なので、損切りする判断は早めにおこないましょう。
スキャルピングを始める前に自分に向いているトレードスタイルなのか確認しよう
スキャルピングを始める前に、自分はスキャルピングに向いているのか考えましょう。
FXには様々なトレードスタイルがあり、向き・不向きがあります。
プロトレーダー達も１番得意とするトレードスタイルで投資しているので、スキャルピングを始める前に自分に向いているスタイルなのか確認しておきましょう。
一点集中型が苦手な人は向いていない
スキャルピングは短時間で取引を終えるので、一点集中する必要があります。
短時間しっかり集中することが苦手という人は向いていません。
ポジションを保有してじっくり考えながらトレードしたいという人はスイングトレードに向いています。
感情が一時的に爆発してしまう人は向いていない
スキャルピングは短時間で冷静な判断をくださなければならないので、感情的になりやすい人は向いていません。
感情的になりやすい人は投資全般向いていないので、感情をコントロールする必要があります。
スキャルピングは特に感情を抑えたトレードを求められるので、感情コントロールが苦手という人は向いていないのでゆっくりトレードする方法で取引しましょう。
損失リスクを最小限に抑えたい人は向いている
スキャルピングは利益を得る金額が少なくなりますが、損失額も少なくなります。
損失リスクを最小限に抑えたい人はスキャルピングに向いています。
自分がチャート画面を見ている間に取引が完結するので、ロスカットの心配もありません。
取引しているレバレッジにもよりますが、資金を一気に損失することがないのでおすすめです。
取引する時間を長時間取れない人は向いている
しっかりチャートが面に向かって取引する時間をあまり取れないという人はスキャルピングに向いています。
スキャルピングは1日1時間程度で取引を完結するので、多忙な人に最適の取引方法です。
自由な時間に集中して取引することができるので、平日仕事で忙しい人に適しているトレードスタイルです。
スキャルピングは事前準備をしっかりしていれば攻略できる
スキャルピングは事前準備をしっかりしていれば攻略できます。
直近の値動きだけでなく全体の相場観も理解して取引に挑みましょう。
取引している最中はしっかり集中する必要があるので、他のことをしながら取引するのはやめましょう。
FX初心者で資金の少ない人はスキャルピングがおすすめ
FX初心者で資金が少ないという人はスキャルピングがおすすめです。
スキャルピングは損失リスクを抑えられるので、多少レバレッジが高くてもロスカットになるリスクを抑えることができます。
スイングトレードやデイトレードよりも損失を抑えられるので、資金が10万円以下という人はスキャルピングでトレードしてみましょう。
