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CFD会社のスワップポイントを比較!証券会社の金利の低さを種別に紹介

CFD会社の中でスワップポイントが良い証券会社はどこなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

スワップポイントは、商品により条件が異なり選び方が難しいですよね。

本記事では、大手CFD会社4社をスワップポイントで比較して商品別に金利の比較を紹介します。

CFD取引の仕組みとメリット・注意すべきリスクを解説

各証券会社のスワップポイントの仕組みと発生条件を比較

大手CFD会社4社のスワップポイント(オーバーナイト金利)の名称をまとめたものが以下の表になります。

種別 GMOクリック証券 サクソバンク証券 DMM.com証券 IG証券
株価指数CFD(無期限) 価格調整額 オーバーナイト金利 スワップポイント ファンディングコスト
株価指数CFD(期限あり) キャリングコスト
商品CFD(無期限) 価格調整額 オーバーナイト金利 スワップポイント ファンディングコスト
商品CFD(期限あり) キャリングコスト
スポットCFD(金・銀) 金利調整額 スワップポイント スワップポイント ファンディングコスト
個別株CFD 金利調整額 オーバーナイト金利 ファンディングコスト

CFDのスワップポイントは、各証券会社や商品により名称や意味合いが異なります。

各証券会社のスワップポイントのそれぞれの名称について、以下でそれぞれ詳しく解説していきます。

GMOクリック証券のCFDのスワップポイント

GMOクリック証券

GMOクリック証券のスワップポイントは、「金利調整額」です。

金利調整額が発生する商品は、スポットCFD(金・銀)・個別株CFDの2つになります。

以下では、金利調整額発生する2つの商品について詳しく解説します。

スポット商品の金利調整額はスワップポイントで決定

スポットCFDはスワップポイントを基準に金利調整額が決められます。

スポットCFDの商品は、金スポットや銀スポットなどがある現物商品です。

スポットCFDと為替(為替)扱いが同じなため、スワップポイントが存在します。

このスワップポイントをベースに金利調整額が決められます。

金スポットや銀スポットの金利調整額の確認方法は、スマホアプリから簡単に確認することが可能です。

株式CFDの金利調整額は金利・賃株料・銀行間金利で決定

個別株CFDは金利や賃株料、銀行間金利をベースにGMOクリック証券の方で金利調整額は決められます。

金利は、スポット商品よりも株式CFDの方が高めに設定されているのです。

株式CFDの金利調整額の計算方法は以下になります。

  • 買いポジション:LIBOR(銀行間取引金利)+3%
  • 売りポジション:LIBOR(銀行間取引金利)-3%

LIBOR(銀行間取引金利)は、米国株ですと単位通貨となる米ドルLIBORが金利として使われます。

価格調整額は先物CFDが原産物の場合に発生

GMOクリック証券では、金利調整額の他に価格調整額と呼ばれる調整金があります。

価格調整額は、先物CFDが原資産の場合に発生する調整金です。

先物では限月(取引期限)があり、期近と期先で価格が異なります。

先物取引は、現時点で決めた価格である商品を決められた日に売買することを約束する取引です。

以下では、「金利調整額」「価格調整額」の2つを詳しく解説していきます。

先物は期近と期先で価格が異なる

先物取引における取引期限は限月と呼ばれ、同一の商品でも違う価格がつけられます。

同一の商品が限月で価格が変わる原因は、「金利」「保管コスト」「配当金」の3つが影響しているのです。

先物で引き渡し期間が1年後の場合、1年間は現金が自由に使用できます。

自由に使える1年間は、債券などの安全資産で利益を増やす事も可能です。

しかし、原油などのように保管に費用がかかってしまう商品の場合、将来価格が高くなので注意しましょう。

株価指数先物では、保管コストはかからないが配当金が発生します。

現物の株価指数の場合、配当金の支払いの際に配当に伴い価格が下がる特徴があります。

配当金の分だけ先物では価格差が織り込まれており、「金利」「保管コスト」「配当金」の影響を受け先物価格が決まってきます。

価格調整額は異なる限月の価格を調整

先物は取引期限がある一方で、CFDには取引期限がないものもあります。

原資産に先物をベースにしているのに取引期限がないCFDは、証券会社で限月のロールオーバー(切り替え)を行っているのです。

限月のロールオーバーの際に、先物価格差を調整するのが「価格調整額」になります。

サクソバンク証券のCFDのスワップポイント(オーバーナイト金利)

サクソバンク証券

サクソバンク証券は、オーバーナイト金利が存在しており保有期限が存在しない商品に発生します。

オーバーナイト金利の発生は、株価指数CFD(無期限)・商品CFD・個別株CFDの3つの商品です

レバレッジを効かせた金額に対してオーバーナイト金利はかかり、計算式は以下の通りになります。

  • 買オーバーナイト金利=約定代金×(LIBOR+2.5%)/360
  • 売オーバーナイト金利=約定代金×(LIBOR+3.0%)/360

サクソバンク証券のオーバーナイト金利は、金額が少ないですが短期・長期問わず費用が必ず発生するので長期保有には向かないでしょう。

キャリングコストは原資産が先物の場合に発生

サクソバンク証券では、オーバーナイト金利とは別でキャリングコストと呼ばれる費用があります。

キャリングコストは、「株価指数CFD(期限あり)」「商品CFD(期限あり)」の保有期限のある2つに発生するのです。

キャリングコストは、オーバー金利のように約定全体ではなく必要証拠金に対してかかるコストになります。

計算式は以下の通りです。
キャリングコスト=必要証拠金×持ち越し日数×(LIBOR金利+1.5%)

キャリングコストは、オーバーナイト金利と比べると小額ですが短期・長期に関わらず費用が必ず発生するので注意が必要です。

DMM.com証券のCFDのスワップポイント(金利相当額)

DMM.com証券

DMM.com証券では、スワップポイントが発生します。

DMM.com証券のスワップポイントは、株価指数CFDの場合売り・買いどちらでも支払いが必要になるので注意しましょう。

商品CFD(無期限)のスワップポイントでは、買いでマイナスが多く売りはプラスが多いです。

スワップポイントの発生タイミングとしては、月1回の発生になります。

スポットCFD(金・銀)のスワップポイントでは、買いでマイナスが多くなり売りはプラスが多いです。

スワップポイントの発生タイミングとしては、毎日発生します。

IG証券のCFDのスワップポイント(ファンディングコスト)

IG証券

IG証券のスワップポイントは、ファンディングコストと呼ばれるものです。

ファンディングコストの発生する商品は、株価指数CFD(無期限)・スポットCFD(金・銀)・商品CFD(無期限)・個別株CFDの4つになります。

ファンディングコストの計算式は下記の通りです。

  • 買ファンディングコスト=約定代金× (LIBOR+2.5%)/360
  • 売ファンディングコスト=約定代金× (LIBOR-2.5%)/360

IG証券では、最小取引単位が大きいため、ファンディングコストも大きくなるので注意しましょう。

CFDのスワップポイントを種別で比較

証券会社を選ぶ際は、ある程度の投資経験がある人なら自分の投資スタイルにあった証券会社を選ぶことができるでしょう。

しかし、投資初心者の方にとって証券会社選びはハードルが高いものです。

株価指数CFD、金・銀スポット、商品CFDの3つでおすすめの証券会社をそれぞれ紹介していきます。

【2021年最新版】CFDにおすすめの証券会社を紹介!全8社のサービス内容や特徴を比較

株価指数CFDのスワップポイント比較

証券会社 株価指数CFDスワップポイントの付与条件
GMOクリック証券 年4回の価格調整額により配当相当額もらえる
サクソバンク証券 毎日売り・買いともに支払われることが多い
DMM.com証券 毎日売り・買いともに支払いが発生
IG証券 毎日売り・買いともに支払われることが多い

株価指数CFDならGMOクリック証券が一番おすすめです。

GMOクリック証券以外では、ポジション保有で長期・短期に関わらず支払いが発生することが多いです。

GMOクリック証券の株価指数CFDは、調整金が年4回しか発生しません。

しかも、発生する調整金は支払いではなく、配当金相当額を受け取ることができます。

株価指数CFDは、追加コストが何日保有しても一切発生しないので中長期の投資もしやすいです。

株価指数CFDを中長期のトレードでやりたい方は、GMOクリック証券がおすすめです。

金・銀スポットCFDのスワップポイント比較

金・銀スポットのスワップポイントもGMOクリック証券がおすすめです。

金スポットで発生するスワップポイントは以下の通りです。

証券会社
 GMOクリック証券 -\10 +\8
サクソンバンク証券 -\16 +\6
DMM.com証券 -\12 +\7
IG証券 -\27 +\17

金スポットではロングポジションの場合に支払い、ショートポジションの場合に受け取りが発生します。

IG証券の受け払い金額が多いのは取引単位が大きいため、GMOクリック証券が最もお得です。

商品CFDのスワップポイント比較

各証券会社の商品CFDによる金利については以下の通りです。

証券会社 商品CFDスワップポイントの付与条件
GMOクリック証券 月1回の価格調整額で受け払い、毎日の支払いはなし
サクソバンク証券 毎日売り・買いともにキャリングコスト支払い
DMM.com証券 月1回のスワップポイントで受け払い、毎日の支払いはなし
IG証券 毎日売り・買いともにファンディングコスト支払い

基本的におすすめの証券会社は、GMOクリック証券になります。

DMM.com証券は、毎日の支払いが発生せずに月1回の支払いで差額を相殺するのでお得度はGMOクリック証券と同じです。

しかし、商品数がGMOクリック証券と比較して少ないため、DMM.com証券をあえて選ぶメリットは少ないです。

GMOクリック証券にない商品ならIG証券の期限ありCFDがおすすめになります。

IG証券の期限ありCFD(先物が原資産)の場合、スワップポイントが0のためおすすめです。

しかし、IG証券の期限ありCFDは、必要になる証拠金が多くなるため100万円以上の資金に余裕がある人向けになります。

CFDの中長期投資ではスワップポイントが重要

CFDで中長期の投資をする場合、スワップポイントの付与条件が非常に重要です。

スワップ狙いでCFD投資をする際は、以下の条件を満たしているかが大切になってきます。

  • ポジション保有のコストがない
  • スワップポイントの付与率や条件が良い

スワップポイントを貯めていくには、長期でポジションが保有できるかどうかもチェックしなければいけません。

保有コストなど、その他の障害になる要素があるかもチェックしておきましょう。

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