CFD取引を検討している方の中には、「サクソバンク証券の評判はどうなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
サクソバンク証券は、デンマーク・コペンハーゲンに本社を構える証券会社で、日本国内でも金融庁の認可(免許・許可・登録等を受けている業者一覧)を受けた安全なCFD業者です。
日本金融通信社によると、日本国内には268件(2023年9月時点)の証券会社が存在しますが、中でもサクソバンク証券はCFDの取扱銘柄数が多い(約1万1000銘柄)ことで有名です。
とはいえ、サクソバンク証券CFDの利用を検討している方の中には、「手数料が高い?」「デメリットは?」など、疑問に感じる方もいるでしょう。
そこで本記事では、サクソバンク証券CFDの評判や口コミを紹介するとともに、メリット・デメリットを詳しく解説します。
サクソバンク証券CFDを利用するべきか判断できる内容となっているので、ぜひ最後までご覧ください。
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サクソバンク証券CFDの概要

サクソバンク証券は、デンマークに本社を置く投資銀行サクソバンクグループの子会社です。
2006年創業と創業年数は浅めではあるものの、金融庁登録済みであり、安心して取引できます。
以下でも詳しく解説しますが、サクソバンク証券CFDは取扱銘柄数が業界最大級(約1万1000銘柄)です。
そのため、主要銘柄の取引を行いたい初心者の方はもちろん、マイナー銘柄の取引も行う中上級者の方にもおすすめのCFD業者です。
サクソバンク証券CFDの商品情報
以下は、サクソバンク証券CFDの商品情報です。
取扱銘柄数 | 約1万1000銘柄 |
---|---|
取引可能銘柄 | ・株価指数CFD ・個別株CFD ・商品CFD ・債権CFD ・その他(バラエティ)CFD |
取引手数料 | 無料 |
注文方法 | ・成行注文 ・指値注文 ・逆指値注文 ・逆指値(指値)注文 ・逆指値(トレイリング追随型)注文 ・OCO注文、IFD-OCO注文 |
取引時間 | 銘柄によって異なる |
レバレッジ | ・株価指数CFD:10倍 ・日本株式CFD:5倍 ・外国株式CFD:5倍 ・外国ETF/ETN CFD:5倍 ・商品CFD:20倍 |
ロスカット | 証拠金使用率100%で自動ロスカット |
取引ツール | ・SaxoTraderGO(ブラウザ対応) ・SaxoTraderPRO(インストール型) |
スマホツール | ◯(スマホ版SaxoTraderGO) |
デモ取引 | 〇(90日間無料) |
口座開設までの期間 | 最短2営業日 |
サポート | 03-6701-4600 <新規口座開設をご検討中のお客様からのお問い合わせ> 受付時間:9:00 ~ 17:00(土曜、日曜、祝祭日、年末年始を除く) <取引口座をお持ちのお客様からのお問い合わせ> 受付時間:8:30 ~ 18:30(土曜、日曜、祝祭日、年末年始を除く) |
サクソバンク証券の概要 | |
---|---|
運営会社 | サクソバンク証券株式会社 |
創業 | 2006年4月 |
資本金 | 3億円 |
住所 | 〒106-6036 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー36F |
金融庁登録番号 | 第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号 |
加盟団体 | 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本投資者保護基金、日本商品先物取引協会 |
サクソバンク証券CFDの口コミ・評判
ここからは、サクソバンク証券CFDの口コミ・評判を紹介します。
サクソバンク証券CFDの良い評判・口コミ
以下は、サクソバンク証券CFDの良い評判・口コミです。

年齢:40代
評価:★★★★4点

年齢:20代
評価:★★★★4点

年齢:20代
評価:★★★★4点
サクソバンク証券CFDの悪い評判・口コミ
以下は、サクソバンク証券CFDの悪い評判・口コミです。

年齢:20代
評価:★★★3点

年齢:30代
評価:★★★3点

年齢:30代
評価:★★2点
サクソバンク証券CFDの評判・口コミ|まとめ
サクソバンク証券CFDは、豊富な取扱銘柄(約1万1000銘柄)、全銘柄の取引手数料無料、高機能な取引ツールなど、多くの投資家から高評価を得ています。
特に、世界中の金融商品に投資できる環境と、低コストで取引できる点が魅力です。
一方で、キャリングコスト(価格調整額)や、取引ツールが初心者にはやや難しく感じる点などのデメリットも指摘されています。
とはいえ総合的に見ると、サクソバンク証券CFDは、幅広い銘柄への投資を考えている方や、低コストでCFD取引を行いたい方にとって非常に魅力的な業者です。
初心者の方も、ツールの使い方に慣れれば、戦略的な取引がしやすくなるため、CFD取引を本格的に始めたい方におすすめです。
サクソバンク証券CFDのデメリットはキャリングコスト(価格調整額)が発生する点
サクソバンク証券CFDは良い評判が多いものの、口コミを見ると「キャリングコスト(価格調整額)がかかる」点がデメリットと感じている方が一定数いました。
以下で詳しく解説します。
キャリングコスト(価格調整額)が発生する
サクソバンク証券CFDでは、キャリングコスト(価格調整額)が発生する点です。
キャリングコスト
限月のある銘柄を持ち越した場合、その建玉を維持するために必要な証拠金に対して一定の料率を掛け合わせた金額のキャリングコストがかかります。引用元:サクソバンク証券「報告書上の記載事項」
CFD取引においてポジションを翌日に持ち越す際に発生するコストのこと
キャリングコスト(価格調整額)は、現物資産と先物価格の差額を調整するために発生し、保有期間が長くなるほどコストがかさむ仕組みです。
短期売買をメインにする場合は大きな影響を受けにくいですが、数週間から数カ月単位での運用を考えている方にはデメリットとなり得ます。
サクソバンク証券でCFD取引をする際は、キャリングコストの発生タイミングや計算方法を事前に確認し、取引スタイルに合っているかを見極めることを意識しましょう。
評判からわかるサクソバンク証券CFDのメリット
サクソバンク証券でCFD取引を行うのは、多くのメリットがあります。
口コミ・評判では、特に以下の点が評価されていました。
以下で詳しく解説します。
CFD銘柄が豊富(約1万1000銘柄)
評判からわかるサクソバンク証券CFDのメリット1つ目は、「CFD銘柄が豊富(約1万1000銘柄)」です。
以下のように、サクソバンク証券の銘柄数は約1万1000銘柄と、国内CFD業者の中でもトップクラスの銘柄数を誇ります。
CFD業者の銘柄数 | |
---|---|
サクソバンク証券 | 約1万1000銘柄 |
GMOクリック証券 | 150銘柄 |
IG証券 | 約1万7000銘柄 |
SBIネオトレード証券 | 31銘柄 |
インヴァスト証券 | 29銘柄 |
楽天証券 | 78銘柄 |
OANDA(オアンダ)証券 | 24銘柄 |
GMO外貨 | 23銘柄 |
SBI証券 | 11銘柄 |
また、サクソバンク証券は銘柄数が多いだけでなく、一般的なCFD口座で取引できる株価指数やコモディティ(商品)に加え、日本を含む世界各国の個別株、ETF(上場投資信託)、債券CFDなど、多様な金融商品の取引が可能です。
多くの銘柄が揃っていることで投資の選択肢が広がるだけでなく、世界市場の動向を幅広くチェックしながら分散投資も行えます。
豊富なCFD銘柄を活用し、グローバルな視点で投資を行いたい方にとって、サクソバンク証券のCFD口座は非常に魅力的な選択肢です。
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全銘柄の取引手数料が無料
評判からわかるサクソバンク証券CFDのメリット2つ目は、「全銘柄の取引手数料が無料」です。
サクソバンク証券CFDは、個別株・ETF・株価指数・コモディティなど、すべてのCFD銘柄の取引手数料が無料です。(以下画像参照)

他社のCFD口座では取引所ごとに異なる手数料が発生する場合がありますが、サクソバンク証券では2024年6月に手数料が完全無料化されました。
取引にかかるコストは売値と買値の差であるスプレッドのみとなるため、コストを抑えて取引できる点は大きなメリットです。
キャリングコスト(価格調整額)は発生しますが、売買手数料が不要なため、頻繁に売買を行う短期トレードにも最適であるため、低コストで柔軟な投資をしたい方にとって魅力的な選択肢です。
取引ツールが優秀
評判からわかるサクソバンク証券CFDのメリット3つ目は、「取引ツールが優秀」な点です。
サクソバンク証券では、Webブラウザ型の「SaxoTraderGo」と、ダウンロード型の「SaxoTraderPRO」の2種類の取引ツールで取引を行います。
口座を開設すればどちらも利用可能ですが、特に「SaxoTraderGo」は、マルチデバイス対応で直感的な操作ができる点が魅力です。
SaxoTraderGO
「SaxoTraderGo」は、シンプルなインターフェースながら高機能な取引ツールであり、アナリストの予測情報や企業業績データをリアルタイムでチェックできます。
また、テクニカル分析が苦手な人でも活用しやすい「オートチャーティスト」機能を搭載しており、チャートパターンやサポート・レジスタンスを自動で検出し、取引のチャンスをリアルタイムで通知してくれる点も特徴です。
さらに、スマートフォン向けアプリ(iOS・Android対応)も提供されているうえに、複数のデバイスで利用できるため、好きなタイミングで好きなデバイスからシームレスに取引ができます。
SaxoTraderPRO
SaxoTraderPROは、カスタム性に優れた取引ツールです。
歩み値や充実のチャート機能で、取引をサポートしてくれます。
サービスの一部は有料のサブスクリプション扱いですが、運用成績の分析も行えるため、日々の取引の振り返りができます。
サクソバンク証券CFDの口座開設方法
ここからは、サクソバンク証券CFDの口座開設方法を紹介します。
口座開設の流れ
サクソバンク証券CFDの口座開設は、オンラインで簡単に手続きが完了します。
以下のステップに沿って進めれば、スムーズに取引を開始できます。
■Step 1: オンラインで口座開設申請
公式サイトから口座開設フォームに必要情報を入力し、申し込みを行います。
■Step 2: 本人確認書類・マイナンバーの提出
マイナンバー(個人番号)確認書類と本人確認書類を提出します。書類はオンラインでアップロード可能ですが、郵送での提出も選択できます。
■Step 3: 口座開設審査・取引ツールのログイン情報受領
審査完了後、口座開設が承認されると、取引ツールのログインIDが郵送で届きます。オンラインでの書類提出を利用した場合、審査は通常2週間程度で完了します。
Step 4: ログインパスワードの設定
取引ツールにログインするためのパスワードを設定します。パスワードは新規作成または再設定が可能です。
■Step 5: 入金後、取引開始
口座へ資金を入金すれば、すぐに取引を始めることができます。
オンラインでの手続きが中心となるため、郵送不要でスムーズに口座開設が進められます。
取引を始める準備が整ったら、サクソバンク証券の豊富なCFD銘柄での運用をスタートしましょう。
口座開設に必要なもの
サクソバンク証券CFDの口座開設で必要なものは、以下の通りです。
口座開設に必要なもの | |
---|---|
マイナンバー書類 | ・マイナンバーカード(表面・裏面) ・個人番号通知カード(表面・裏面) ・ マイナンバーが記載された住民票の写し |
本人確認書類 | ・運転免許証(表面・裏面) ・運転経歴証明書(表面・裏面) ・パスポート ・住民基本台帳カード ・在留カード ・特別永住者証明書 ・健康保険証 ・住民票の写し ・印鑑登録証明書 |
必要書類は、「顔写真あり」「顔写真なし」によって異なります。
準備できる書類に合わせて提出しましょう。
サクソバンク証券CFDに関するよくある質問
ここからは、サクソバンク証券CFDに関するよくある質問を紹介します。
サクソバンク証券CFDのデメリットは?
サクソバンク証券CFDのデメリットは、キャリングコスト(価格調整額)が発生する点です。
キャリングコスト(価格調整額)とは、CFD取引においてポジションを翌営業日に持ち越す際に発生する費用のことであり、金利や配当の影響を受けるため、ロング(買い)とショート(売り)で異なる場合があります。
特に長期保有を前提とした取引では、コストが積み重なり、利益を圧迫する可能性があるため注意しましょう。
サクソバンク証券CFDの銘柄数は?
サクソバンク証券では、約1万1000銘柄のCFDを提供しており、国内トップクラスの銘柄数を誇ります。
株価指数やコモディティに加え、日本株を含む個別株、ETF、債券CFDなど、多様な金融商品を取引できるのが特徴です。
サクソバンク証券CFDはデモ取引できる?
サクソバンク証券CFDは、90日間無料でデモ取引が体験できます。
なお、デモ取引を行う場合、デモ取引専用口座の開設が必要です。
サクソバンク証券CFDは良い評判・口コミが多い!
サクソバンク証券CFDは、豊富な取扱銘柄(約1万1000銘柄)や全銘柄の取引手数料無料、高機能な取引ツールといった魅力的な特徴があり、多くの投資家から高い評価を得ています。
特に、個別株CFDの充実度や、スプレッド以外の取引コストを抑えられる点が好評です。
キャリングコスト(価格調整額)の発生や、取引ツールの多機能性が初心者にはやや難しく感じる可能性などの注意点があるものの、総合的にはおすすめのCFD業者です。
多彩な銘柄と低コストで取引できる環境が整っているため、CFD取引を積極的に活用したい方にとって、サクソバンク証券は非常に魅力的な選択肢であるため、気になる方は公式サイトをチェックしてみましょう。