GMOクリック証券は、「株式」「FX」「CFD」など、さまざまな金融商品を低コストで取引できることが魅力の証券会社です。
日本金融通信社「最新の業態別金融機関数」によると、日本国内には268件の証券会社(2023年9月時点)が存在しますが、中でもGMOクリック証券は特に「手数料が安い」「取引ツールが使いやすい」と評判です。
とは言え、「実際の口コミはどう?やばい?」「デメリットは?」と気になる方もいるでしょう。
そこで本記事では、GMOクリック証券の口コミ・評判を詳しく解説するとともに、メリット・デメリットを紹介します。
GMOクリック証券の口座開設をするべきか否かの判断ができるため、ぜひ最後までご覧ください。
- 取引手数料0円(コースによって異なる)
- 分析ツールが優秀
- 色々な金融商品の取引ができる
- 手数料(現物取引)
- 0円~
- 取り扱い商品
- 株式取引
投資信託
先物オプション
FX
外為オプション
CFD
NISA
債券
GMOクリック証券の基本情報 | |
---|---|
金融商品 | 株式、投資信託、FX、くりっく365、CFD、バイナリーオプション、債券、NISA |
手数料 | ・1日定額プラン ・1約定ごとプラン ※27歳以下現物取引手数料無料 |
取引ツール | ・GMOクリック株 ・GMOクリック株for iPad ・スーパーはっちゅう君など |
分析ツール | 株価分析、財務諸表、経営分析、シミュレーター |
ニュース | 24時間更新 1日平均100本以上配信 |
口座開設までの時間 | 最短2営業日で取引可能 ※口座開設自体は最短10分程度 |
運営会社 | GMOクリック証券株式会社 |
住所 | 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第77号 |
GMOクリック証券CFDの特徴・評判は?口コミをもとにデメリット・メリットを紹介
GMOクリック証券のおすすめポイント
まずは、評判・口コミからわかるGMOクリック証券のおすすめポイントを紹介します。
評判・口コミでは、特に以下4つの点が評価されていました。
以下で詳しく解説します。
株式以外にもさまざまな金融商品の取引ができる
GMOクリック証券のおすすめポイント1つ目は、「株式以外にもさまざまな金融商品の取引ができる」点です。
さまざまな金融商品の取引がGMOクリック証券で完結するため、複数の証券会社の口座を持つ必要がなく、管理が容易です。
具体的には、以下の金融商品の取引ができます。
- 株式
- 投資信託
- FX
- くりっく365
- CFD
- バイナリーオプション
- 債券
- NISA
たとえば、「FXと株式を並行して運用したい」「NISAを活用しながら投資信託を積み立てたい」といったケースでもGMOクリック証券だけで完結できます。
GMOクリック証券は、株式以外にも多様な金融商品を扱っているため、幅広い資産運用を考えている方に適した証券会社です。
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1日定額プランで取引手数料0円(1日100万円まで)
GMOクリック証券のおすすめポイント2つ目は、「1日定額プランで取引手数料0円(1日100万円まで)」で取引できる点です。
下記画像のように、GMOクリック証券では1日の約定代金の合計で手数料が決まる「1日定額プラン」と、1約定ごとで手数料が決まる「1約定ごとプラン」の2種類の手数料プランが選択できます。

株式取引では、頻繁に売買を行う場合、取引手数料が積み重なりコスト負担が大きくなりがちですが、「1日定額プラン」ンを活用すれば、1日あたり100万円までの取引を手数料0円で行えるため、コストを抑えながら取引が行えます。
1日定額プラン | |
---|---|
約定代金 | 手数料 |
〜100万円 | 0円 |
〜200万円 | 1,238円 |
〜300万円 | 1,691円 |
300万円以上 (以降、100万円ごとの加算金額) |
295円 |
一方で、「1約定ごとプラン」を選択した場合は、1回の約定ごとに50円~930円の手数料が発生します。
とは言え、どれだけ大きな取引をしても1,000円を超えないため、大口取引を考えている方にとっても手数料面でのメリットです。
1約定ごとプラン | |
---|---|
約定代金 | 手数料 |
〜5万円 | 50円 |
〜10万円 | 90円 |
〜20万円 | 100円 |
〜50万円 | 260円 |
〜100万円 | 460円 |
〜150万円 | 550円 |
〜3,000万円 | 880円 |
3,000万円超 | 930円 |
また、27歳以下のユーザーは「27歳以下現物取引手数料無料」サービスの対象となるため、取引プランに関係なく手数料が無料となります。
未成年口座も対象で「28歳の誕生日の前日まで利用可能」なため、27歳以下の方も利用しやすいです。
SBI証券や楽天証券では100万円以上の取引でも手数料が無料ではあるものの、GMOクリック証券の低コスト水準もネット証券の中ではトップクラスです。
少額取引をコストを抑えて行いたい方や、取引頻度の多い方にとって、GMOクリック証券の手数料無料の仕組みは大きなメリットです。
GMOグループの株式保有で手数料キャッシュバック
GMOクリック証券のおすすめポイント3つ目は、「GMOグループの株式保有で手数料キャッシュバック」で取引できる点です。
下記画像のように、GMOクリック証券では「GMOインターネットグループ各社」の株式を保有することで取引手数料のキャッシュバックが受けられます。

株主優待として売買手数料の還元を行う特典であり、GMOグループの株式を持つ投資家にとって大きなメリットです。
対象となるのは、GMOフィナンシャルホールディングス(7177)やGMOペパボ(3633)など、GMOグループの全6社で、いずれかの株式を保有していれば、現物取引・信用取引・投資信託・FXネオ取引・くりっく365取引・先物オプション取引で発生した手数料がキャッシュバックされます。
- GMOフィナンシャルホールディングス(7177)
- GMOインターネットグループ(9449)
- GMOインターネット(4784)
- GMOグローバルサイン・ホールディングス(3788)
- GMOペパボ(3633)
- GMO TECH(6026)
たとえば、GMOフィナンシャルホールディングスの株を100株以上保有している場合、上限5,000円までの取引手数料がキャッシュバックされるうえに、複数のGMOグループ株を保有していれば、各社のキャッシュバック額を合算することも可能です。
他の証券会社では、株主優待による手数料キャッシュバックの特典を提供しているケースは少なく、特に人気の高いSBI証券や楽天証券には同様の制度はありません。
GMOクリック証券では、GMOグループの株式を活用することで、取引コストを大幅に抑えられるため、頻繁に売買を行う投資家や手数料を節約したい方におすすめです。
分析ツールが充実している
GMOクリック証券のおすすめポイント4つ目は、「GMOグループの株式保有で手数料キャッシュバック」で取引できる点です。
株価分析・財務諸表・経営分析・シミュレーション機能など、GMOクリック証券では初心者〜上級者まで幅広い投資家の投資判断をサポートする多彩な分析ツールが用意されています。
ツール | 特徴 |
---|---|
株価分析 | その銘柄が「割安なのか」「割高なのか」をグラフで視覚的に確認できる |
財務諸表 | 「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の推移がグラフ化されており、企業のお金の流れを視覚的に把握できる |
経営分析 | 企業の収益性や資本効率が一目で分かるようになっており、競合他社との比較も簡単に行える |
シミュレーション機能 | 成長率や利益率をシミュレーションできる |
上記のように、GMOクリック証券の分析ツールは、視覚的に情報を整理し、初心者でも企業の実態や成長性を把握しやすい設計です。
GMOクリック証券のツールを活用することで、より合理的な投資判断ができるため、投資経験が浅い方にも最適です。
GMOクリック証券の評判・口コミはやばい?
ここからは、GMOクリック証券の評判・口コミを「良い評判・口コミ」「悪い評判・口コミ」別で紹介します。
良い評判・口コミ
以下は、GMOクリック証券の良い評判・口コミです。

年齢:30代
評価:★★★★4点

年齢:20代
評価:★★★★4点

年齢:40代
評価:★★★★4点

年齢:50代
評価:★★★★4点

年齢:30代
評価:★★★★4点

年齢:30代
評価:★★★★4点

年齢:30代
評価:★★★★4点

年齢:20代
評価:★★★★4点

年齢:20代
評価:★★★★4点

年齢:20代
評価:★★★★4点
悪い評判・口コミ
以下は、GMOクリック証券の悪い評判・口コミです。

年齢:40代
評価:★★★★4点

年齢:30代
評価:★★★★4点

年齢:30代
評価:★★★★4点
GMOクリック証券の評判・口コミ|まとめ
以下は、GMOクリック証券の評判・口コミのまとめです。
GMOクリック証券の評判・口コミ|まとめ | |
---|---|
良い評判・口コミ | ・取引コストが安い ・色々な投資に挑戦できる ・分析ツールが使いやすい ・情報コンテンツが豊富 ・キャッシュバックが嬉しい ・ツールが使いやすい |
悪い評判・口コミ | ・単元未満株がない ・外国株式の取扱いがない ・投資信託の本数が少ない |
GMOクリック証券は、取引コストの安さや多様な金融商品を取り扱える点が魅力の証券会社です。
特に、株式・FX・CFDなど幅広い投資が同じ証券会社で完結できる点が高く評価されています。
また、「1日定額プラン」を利用すれば、約定代金100万円まで手数料無料となり、コストを抑えた取引が可能な点も評価が高いです。
一方で、単元未満株の取引ができない点や、外国株式の直接取引ができない点がデメリットとして挙げられています。
少額投資を考えている人や、米国株などの海外銘柄を積極的に取引したい人にとっては、他の証券会社と併用することをおすすめします。
とは言え、GMOクリック証券は手数料の安さや充実した取引環境を求める投資家に向いている証券会社です。
評判からわかるGMOクリック証券のデメリット
GMOクリック証券は多くのおすすめポイントや良い評判がある一方で、デメリットとなり得る点も存在します。
特に、単元未満株の取扱いがないことや、外国株式の取引ができない点は、投資スタイルによっては不便に感じやすいです。
以下で詳しく解説します。
単元未満株の取扱いがない
評判からわかるGMOクリック証券のデメリット1つ目は、「単元未満株の取扱いがない」です。
通常の取引単位(1単元=100株)に満たない株式のことで、少額取引できる点が魅力
たとえば、森永乳業(2025年2月25日時点:2,967円)の株を単元未満株で購入する場合、2,967円の資金で取引できます。
一方でGMOクリック証券では、原則として1単元(100株)からの取引しかできないため、森永乳業の株を購入する場合、「2,967円 × 100株 = 296,700円」の資金が必要になるのです。
他のネット証券では1株単位での取引が可能な「S株(SBI証券)」や「かぶミニ(楽天証券)」といったサービスがある一方で、GMOクリック証券では単元未満株の買付はできません。
売却はできるものの、手続きが必要なうえに、コールセンターや会員ページを通じた申請が必要になるため、手間がかかります。
そのため、「少額投資をしたい」「1株から分散投資をしたい」という方にとっては、デメリットとなり得ます。
外国株式の取扱いがない
評判からわかるGMOクリック証券のデメリット2つ目は、「外国株式の取扱いがない」です。
米国をはじめとする海外の個別株を直接取引できないため、「AppleやTeslaなどの海外銘柄に投資したい」「米国株の長期運用をしたい」と考えている投資家にとっては、大きなデメリットとなり得ます。
GMOクリック証券で外国株に投資できる手段としては、「SPDR ゴールド・シェア」をはじめとするETF(上場投資信託)や、CFD(差金決済取引)のみです。
- ETF(上場投資信託)
- CFD(差金決済取引)など
そのため、「米国株を直接取引したい」「外国株を長期保有して資産運用したい」といった場合、SBI証券や楽天証券、マネックス証券など外国株式の取扱いが豊富な証券会社を検討するのがおすすめです。
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GMOクリック証券の口座開設方法
ここからは、GMOクリック証券の口座開設方法を紹介します。
以下で詳しく解説します。
口座開設までの流れ
GMOクリック証券の口座開設は、オンラインで簡単に申し込みができ、スムーズに取引を開始できます。
具体的な手順は以下の通りです。
①口座開設の申し込み
まず、GMOクリック証券の公式サイトから口座開設の申し込みを行います。
必要事項を入力し、メールアドレスを登録します。
申し込み後、登録したメールアドレスに確認の連絡が届くため、指示に従って手続きを進めましょう。
②本人確認書類とマイナンバーの提出
申し込みが完了したら、本人確認書類とマイナンバーを提出します。
提出方法は、「アップロード」「メール」「FAX」「郵送」から選択可能です。
手続きを迅速に進めるためには、スマートフォンを使ってアップロードする方法がおすすめです。
③審査と口座開設通知の受け取り
書類の審査が完了すると、数日以内に「口座開設手続完了のご案内」が送付されます。
ログインIDやパスワード、取引パスワードが記載されているため、大切に保管しましょう。
④取引開始
口座開設の通知を受け取ったら、GMOクリック証券の取引ツールにログインし、入金を行うことで取引を開始できます。
スムーズに取引を始めるため、事前に銀行口座の登録や入金方法を確認しておくとよいでしょう。
GMOクリック証券の口座開設はオンラインで完結し、短期間で取引をスタートできるのが特徴です。
事前に必要な書類を準備し、スムーズに手続きを進めましょう。
口座開設時に必要なもの
GMOクリック証券の口座開設では、「本人確認書類」と「マイナンバー書類」が必要です。
具体的には、以下の通りです。
口座開設に必要なもの | |
---|---|
本人確認書類 | 運転免許証、住民基本台帳カード、個人番号カード(マイナンバーカード)、パスポート、各種健康保険証、各種年金手帳、印鑑登録証明書、住民票の写し等 |
マイナンバー書類 | マイナンバーカード、通知書類、住民票の写し(マイナンバーあり) |
GMOクリック証券に関するよくある質問
ここからは、GMOクリック証券に関するよくある質問を紹介します。
GMOクリック証券の評判はやばい?おかしい?
GMOクリック証券の評判は、「やばい」「おかしい」わけではありません。
どの証券会社でも「メリット」「デメリット」は存在します。
GMOクリック証券の場合、「単元未満株の取扱いがない」「外国株式の取扱いがない」点はデメリットであるものの、「取引コストが安い」「幅広い金融商品の取引ができる」「分析ツールが充実している」など多くのメリットがあります。
GMOクリック証券CFDの評判は?
GMOクリック証券のCFD取引は、国内店頭CFD取引高で10年連続No.1を獲得するなど、多くの投資家に利用されています。
特に、取引コストが安く、数百円の少額から取引できる点が評価されています。
また、無料でデモ取引ができるため、初心者でもリスクを抑えて取引の練習が可能です。
GMOクリック証券のデメリットは?
GMOクリック証券のデメリットは、単元未満株の取扱いがないことや、外国株式の取引ができないことが挙げられます。
少額投資をしたい方にとっては、単元未満株を購入できない点はネックになるかもしれません。
また、米国株や中国株などの外国株を直接取引することができないため、海外投資を考えている方には向いていない可能性があります。
GMOクリック証券はNISA口座の開設もできる?
GMOクリック証券では、NISA口座の開設もできます。
ただし、NISA口座は1人1口座しか開設できないため、他の証券会社との比較を行った上で、自分に合ったところを選ぶと良いでしょう。
GMOクリック証券の手数料は高い?
GMOクリック証券の手数料は、ネット証券の中でも低水準です。
特に、「1日定額プラン」を選択すれば、1日100万円までの取引で手数料が無料となるため、少額取引を頻繁に行う方にとってはコストを抑えやすいのが特徴です。
また、GMOインターネットグループの株を保有していれば、売買手数料のキャッシュバックを受けられるため、さらにコストを抑えられます。
ネット証券の売買手数料ランキング【2025年】大手証券会社の手数料を比較紹介
GMOクリック証券は良い評判が多い!口座開設してみよう!
GMOクリック証券は、業界最狭水準のスプレッドや取引手数料の安さ、豊富な取引ツールなど、多くの投資家から高い評価を得ています。
特に、株式・FX・CFDなど幅広い金融商品が取引できる点や、GMOグループの株式を保有することで手数料のキャッシュバックが受けられる制度が魅力です。
単元未満株や外国株式の取扱いがない点がデメリットとして挙げられますが、国内株やFX、CFDをメインに取引する方には非常に使いやすい証券会社です。
口座開設はオンラインで簡単に申し込めるため、少しでも興味がある方はまずは口座を開設して、GMOクリック証券の使いやすさを体感してみてはいかがでしょうか。