- 楽天証券CFDの特徴
- 楽天証券CFDの評判・口コミ
- 楽天証券CFDのメリット・デメリット
日本証券業協会によると、日本国内には270社以上の証券会社が存在するとされていますが、中でも楽天証券は2023年12月に総合口座の開設数が1,000万口座を突破したほど人気があります。
楽天証券株式会社(以下「楽天証券」)は、2024年4月に、証券総合口座数が国内証券会社単体(開示情報ベース)で最多※1の1,100万口座超となり、稼働口座数は約700万口座数になったことをお知らせします。2023年12月に1,000万口座に到達してから、過去最短の約4カ月で100万口座増となりました。
引用元:楽天証券
楽天証券が提供するCFD「楽天CFD」は、2022年11月20日にリリースされた比較的新しいサービスであるものの、「少額取引可能」「高性能ツール」といった点が魅力であり、CFD初心者からも人気があります。
とは言え、これからCFD口座を開設する方の中には「楽天CFDって実際どうなの?」「デメリットはある?」など、疑問・不安を感じる方も少なくありません。
そこで今回の記事では、楽天CFD利用者の評判・口コミを紹介するとともに、メリット・デメリットも紹介します。
楽天証券のCFDが自分に合っているか否かの判断ができるため、ぜひ最後までご覧ください。
- トレード、自動売買など多様な取引が可能
- 楽天証券が運営しており、信頼性が高い
- マーケット情報が超豊富
- 手数料(超割コース約定代金5万円)
- 55円(税込み)
- 手数料(1日定額コース100万円以下)
- 0円
- 取り扱い商品
- CFD
CFD取引におすすめのネット証券口座ランキング13選【2025年2月最新】銘柄・手数料・スプレッドを比較紹介
楽天証券CFDの概要

楽天証券の「楽天CFD」は、株価指数CFDと商品CFDの取り扱いが業界トップクラスのCFD口座です。
特に、国内で唯一インドの株価指数関連銘柄をCFDで取引できる点が大きな特徴です。
さらに、米国株式や米国ETFの取引にも対応しており、すべての銘柄で取引手数料が無料となっています。
楽天証券の人気ツール「マーケットスピードII」や「iSPEED」を利用できるため、他の金融商品と一括で管理できる利便性も魅力です。
楽天証券CFDの詳細情報
以下は、楽天証券CFDの詳細情報です。
楽天証券CFD(楽天CFD)タイトル | |
---|---|
CFD銘柄数 | 78銘柄 |
取引手数料 | 無料 |
取引銘柄 | ・株価指数CFD ・個別株CFD ・商品CFD ・バラエティCFD |
レバレッジ | ・株価指数(証券)CFD:10倍 ・個別株CFD:5倍 ・商品CFD:20倍 ・バラエティCFD:5倍 |
取引時間 | 銘柄による ・日本225標準時間:8:30~翌6:55 ・日本225サマータイム:7:30~翌5:55 |
ロスカット | 証拠金維持率100%以下になると、損失の大きい建玉から順番にロスカット |
追加証拠金(追証) | なし |
調整金 | ・金利相当額 ・配当相当額 ・価格調整額 |
初回最低入金額 | なし |
建玉上限 | 2億円 |
取引ツール | ・MetaTrader4(スマホツール) ・MetaTrader4(PCツール) ・MT4 Web取引(PCツール) ・iSPEED |
口座開設までの時間 | 通常1~3営業日 |
楽天証券の詳細 | |
---|---|
運営会社 | 楽天証券株式会社 |
住所 | 東京都港区南青山2-6-21 |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第195号 |
楽天証券CFDの評判・口コミ
ここからは、楽天証券CFDの評判・口コミを紹介します。
良い評判・口コミ
以下は、楽天証券CFDの良い評判・口コミです。

年齢:30代
評価:★★★★4点

年齢:40代
評価:★★★★4点

年齢:20代
評価:★★★★4点
悪い評判・口コミ

年齢:30代
評価:★★★3点

年齢:30代
評価:★★2点
楽天証券CFDの評判・口コミ|まとめ
楽天証券CFDは、世界基準の取引ツール「MT4(メタトレーダー4)」を利用できる点が高く評価されており、テクニカル分析や自動売買を活用した取引が可能です。
また、投資対象として先進国の株価指数が豊富に揃っているため、幅広い選択肢から投資戦略を組み立てられるのも魅力です。
さらに、CFD以外にも株式や投資信託など、多様な金融商品を取り扱っており、分散投資の選択肢が広がる点も評価されています。
一方で、追証のシステムがないため、急な相場変動時にはロスカットリスクを管理する必要があります。
また、スプレッドが変動制であるため、流動性の低い時間帯にはスプレッドが広がる可能性がある点にも注意が必要です。
とはいえ、通常時のスプレッドは他社と比べても狭めであり、コストを抑えつつ取引ができます。
総じて、楽天証券CFDはMT4を活用した高度な取引環境を求める方や、分散投資を検討している方に適したサービスと言えます。
楽天証券CFDのメリット
楽天証券CFDは、多くのメリットがあります。
特に注目すべきは、以下の3点です。
以下で詳しく解説します。
MT4が利用できる
楽天証券CFDのメリット1つ目は、「MT4が利用できる」点です。
楽天証券CFDでは、世界的に利用されている取引ツール「MT4(メタトレーダー4)」を活用できます。
MT4は、多くの海外取引所でも採用されている高機能なプラットフォームで、テクニカル分析や自動売買が可能な点が特徴です。
特にCFD取引では、短期売買や戦略的なエントリー・決済が求められるため、MT4の多彩なチャート機能が役立ちます。
主要ネット証券でMT4を提供しているところは限られており、楽天証券を利用する大きなメリットの一つです。
少額資金で取引できる
楽天証券CFDのメリット2つ目は、「少額資金で取引できる」点です。
CFD取引ではレバレッジを活用できるため、証拠金の数倍の取引が行えます。
楽天証券では、株価指数CFDの取引では取引価額の10%、商品CFDでは5%の証拠金を預けることで取引が可能です。
たとえば、50万円分のCFD取引を行う場合でも、10倍のレバレッジを活用すれば、必要な証拠金は5万円で済みます。
資金効率を高めながら取引をしたい人にとって、大きなメリットです。
マーケット情報が豊富
楽天証券CFDのメリット3つ目は、「マーケット情報が豊富」な点です。
楽天証券経済研究所が提供するレポートや分析データを活用でき、国内外の市場動向を詳しく把握することが可能です。
楽天証券経済研究所には、ストラテジストやアナリストといった専門家が在籍しており、国内株式、外国株式、FX、コモディティ(商品)など幅広い分野の市場分析を行っています。
最新の経済ニュースや相場予測をもとに戦略を立てられるため、初心者から上級者まで有益な情報を得られる点が魅力です。
楽天証券CFDのデメリット
続いて、楽天証券CFDのデメリットを解説します。
- 追加証拠金によるロスカット防止ができない
- スプレッドが変動型
- 銘柄数が少ない
追加証拠金によるロスカット阻止ができない
楽天CFDは追加証拠金(追証)によるロスカット阻止ができません。
他の証券会社だと証拠金不足が起きた場合は以下の流れとなり、追加証拠金を入れることでポジション保有を継続できます。
- 証拠金維持率が100%を下回る
- 定められた時刻に追証判定がある。
- 追加入金することで証拠金不足を解消
- ポジション保有を継続
一方で楽天CFDは証拠金維持率が100%を下回った時点で即ロスカットが決行されます。
そのため例えば、株価の暴落に巻き込まれて、大きな含み損を抱えた場合などに、ロスカットされやすい点はすこし不利かなと思います。
ただし、そもそも追証が発生するほどの含み損を抱えてる時点でそのトレードは失敗なので、追証の猶予がなくサクッと決済されるのは逆に良い点とも言えます。
スプレッドが変動型
楽天CFDはスプレッドが変動型となっています。
公式サイト上にも各銘柄のスプレッド表記はなく、常にMT4上の表示で確認することになります。
ただ国内の固定スプレッドを謳っている証券会社であっても、相場変動時はスプレッドが広がるのが一般的なのでそこまで神経質になる必要はありません。
なお、参考までに当サイト調べのスプレッドが以下の通り。

どの程度のスペックか分かりやすくするために同じくMT4でCFD取引が可能なOANDAと比較してみました。↓
▼楽天CFDのスプレッド
銘柄 | 楽天CFD | OANDA |
日本225 | 5.0 | 5.0 |
米国30 | 4.0 | 7.0 |
米国500 | 0.5 | 0.6 |
米国NAS100 | 2.0 | 1.7 |
イギリス100 | 2.4 | 1.9 |
ユーロ50 | 1.7 | 1.5 |
上記のとおり安定したレートを提供するOANDAとほぼ変わらないスプレッドで、変動制とはいえ、かなり優秀なスペックかなと思います。
さらに詳しくスプレッドについて確認したい方は関連記事をごらんください。
関連記事:楽天CFDのスプレッド・スワップ(調整金)・手数料まとめ
https://www.trgy.co.jp/investment/cfd-rakuten-swap/
CFDの銘柄数が少ない

楽天CFDは株価指数CFDが7、商品CFDが3で計10銘柄と国内他社と比較して取扱銘柄数がまだ少ない状況です。
▼銘柄一覧
取引口座 | 銘柄名 (日本語表記) |
参照原資産/取引所 | 1Lotあたり の価額 |
レバレッジ |
---|---|---|---|---|
証券CFD | JP225 (日本225) |
日経225先物 / CME | 株価指数×10 | 10倍 |
US30 (米国30) |
NYダウ先物 / CME | 株価指数×1 | ||
US500 (米国500) |
S&P500先物 / CME | 株価指数×1 | ||
NAS100 (米国NAS100) |
NASDAQ100先物 / CME | 株価指数×1 | ||
UK100 (イギリス100) |
イギリスFTSE100先物 / ICE | 株価指数×1 | ||
GER30 (ドイツ30) |
ドイツDAX先物 / EUREX | 株価指数×1 | ||
EU50 (ユーロ50) |
ユーロ・ストックス50先物 / EUREX | 株価指数×1 | ||
商品CFD | XAUUSD (金) |
金のスポット取引 | 1トロイオンス | 20倍 |
XAGUSD (銀) |
銀のスポット取引 | 10トロイオンス | ||
USOIL (原油) |
WTI先物 / CME | 10バレル |
▼CFD取扱銘柄の比較
証券会社 | 銘柄 |
GMO クリック証券 |
138 |
DMM.com 証券 |
7 |
サクソバンク 証券 |
約6000 |
IG証券 | 約16000 |
OANDA Japan |
16 |
岡三オンライン 証券 |
7 |
楽天証券CFD | 10 |
もちろん主要銘柄は網羅してるので問題はないですが、もう少し銘柄が増えて欲しいのは本音…。
(IG証券やサクソバンクのように数千以上の銘柄は不要ですが)
ただ楽天証券は米国株の銘柄数を増やしたりと積極的な姿勢ですので今後に期待しましょう!
楽天証券CFDの始め方【口座開設方法】

では最後に楽天CFDの口座開設方法を画像付きで解説します。
- 楽天FX専用口座を開設
- 楽天CFD口座を追加
- MT4をインストール
なお、楽天証券の総合口座及びFX口座を既に持っている方は、以下の箇所よりCFD口座追加ですぐに開設可能なので、マイページから申し込みしてください。
▼まずはFX口座の申し込み

▼次にCFD口座の申し込み

以上で完了です。
ではここから以下は、楽天証券の口座を持っていない方向けに画像付きで解説していきますね。
1.楽天FX+CFD専用口座開設窓口へ
楽天CFDを始めるには楽天FX+CFD専用口座申し込み窓口へ行きます。
2.基本情報入力
まずは楽天会員・会員ではないの該当する方を選択です。

楽天会員の場合は以下の画面に進みます。

つづいて氏名、住所などの基本情報を入力です。

全て入力が終われば以下の内容を確定するをクリック。

次に重要事項説明書の確認と同意です。

3.本人確認書類の提出
最後に必要書類のアップロードをして申し込み完了です。

4.FXマイページからCFD口座の申し込みをする
FX専用口座申し込み完了後に、口座開設完了のお知らせがくればPCサイトにログイン可能となるので、
「マイメニュー」→お客様情報の設定・変更「申し込みが必要なお取引(信用、先物、オプション、FXなど)」
からCFD口座を申し込みすれば完了です。
▼CFD申し込み画面

以下の画面になるのでCFD口座開設をクリック。

年収や金融資産、投資経験などの情報を入力します。
▼お客様情報の入力

次に重要書面の確認です。
▼重要書面確認


最後にパスワードの設定。これはMT4にログインする際に使用するので、忘れないようにしましょう。
▼パスワード設定

以上でCFDの口座開設は完了です。
なお、以下の画面に表示されるログインIDはMT4でログインするときに使用します。(マイページで常時確認可能)

5.MT4のインストールとログイン
口座開設が完了すると、以下の画面が出てくるので、MT4をインストールしましょう。

以下のMetaTrader4ダウンロードはこちらから、をクリック。

ファイルを実行して、次へ。

完了をクリック。

次にウインドウが立ち上がりますが、これは関係ないので無視でOK

つづいてデモ口座の申請画面が表示されるので、これはキャンセルをクリックです。

最後に取引口座のログイン情報入力画面があるので、Liveサーバーを選択して先ほどのログインIDとパスワード入力して完了です。

以上で口座開設とMT4のインストールは完了です。
※楽天CFD MT4の使い方を徹底解説しているのであわせて見てくださいね。
申し込みは5分で完了しますし、開設手数料は無料。
今なら期間限定キャンペーンも開催中なので、本記事を読んで楽天CFDを検討中の方は、とりあえず申し込みだけでも済ませておくことをオススメします。
楽天証券CFDは良い評判が多い!
楽天証券CFDは、充実した取引環境や幅広い投資対象が魅力のサービスです。
特に、世界基準の取引ツール「MT4(メタトレーダー4)」が利用できる点は、テクニカル分析を活用する投資家から高く評価されています。
また、株価指数CFDや商品CFDの取り扱いが豊富で、先進国の主要指数や金・原油など多様な資産に投資できる点も強みです。
一方で、追証のシステムがないため、相場の急変時には証拠金管理が重要となります。
スプレッドが変動制であるため、市場の流動性が低い時間帯には取引コストが変動する可能性がある点にも注意が必要です。
とは言え、通常時のスプレッドは狭めであり、手数料無料で取引できるため、コストを抑えながらCFD取引を行いたい方にはおすすめのサービスです。
- トレード、自動売買など多様な取引が可能
- 楽天証券が運営しており、信頼性が高い
- マーケット情報が超豊富
- 手数料(超割コース約定代金5万円)
- 55円(税込み)
- 手数料(1日定額コース100万円以下)
- 0円
- 取り扱い商品
- CFD