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暗号資産(仮想通貨)の「ホワイトリスト」とは、金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者(取引所)が取り扱う暗号資産の一覧を指します。
これらの暗号資産は、一定の審査を経ており、他の未審査の暗号資産と比較して安全性や信頼性が高いとされています。
一方、「グリーンリスト」は、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が新規取り扱い審査の効率化を目的として導入した制度です。
具体的には、以下の条件を満たす暗号資産がグリーンリストに登録されます:
3社以上の会員企業が取扱いをしている。
1社が取扱いを開始してから6カ月以上の期間が経過している。
その取扱いにあたって、協会が付帯条件を設定していない。
その他、協会にて本リストの対象とすることが不適当とする事由が生じていない。
グリーンリストに登録された暗号資産は、以降、協会の審査なしにJVCEA会員が取り扱うことが可能となります。
これにより、取引所は新規上場の際の審査時間や労力を削減できるメリットがあります。
要約すると、ホワイトリストは金融庁が認可した取引所で取り扱われる暗号資産の一覧であり、ユーザー保護を目的としています。一方、グリーンリストはJVCEAが新規上場の効率化を図るために設けた制度であり、一定の条件を満たす暗号資産が登録されます。両者は目的や評価基準が異なるものの、暗号資産市場の健全な発展を促進する役割を果たしています。
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