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投資詐欺の典型的な手口を3つご紹介

投資詐欺にはさまざまな手口がありますが、特に多い 典型的な手口を3つ 紹介します。


① ポンジ・スキーム(自転車操業型の詐欺)

📌 手口:新規投資家から集めた資金を、既存投資家への「配当」として支払い、実際の運用は行わない。
特徴

  • 「元本保証」「高配当」「リスクゼロ」などの甘い言葉で勧誘。
  • 初めのうちは実際に配当が支払われるため、本物の投資と勘違いしやすい。
  • 新規投資家が減ると破綻し、突然消滅する。

実例(過去の事件)

  • マドフ事件(米国):数十年間にわたり約6兆円規模の詐欺を行い、最終的に破綻。

② AI・自動売買ツール(EA)詐欺

📌 手口:「AIが自動で稼ぐ」と謳い、ツールを販売または運用資金を募るが、実際には機能しない。
特徴

  • 「過去の運用実績」 を捏造し、高い勝率を装う。
  • 「FX」「仮想通貨」 など流行の投資をテーマにすることが多い。
  • バックテスト(過去検証)データを操作し、好成績を演出。
  • 損失が出ても「相場が悪かった」などと説明し、返金しない。

実例(詐欺の兆候)

  • 「このEAを使えば 放置で月利30%!」
  • 「オープンポジションは見せずに、利益の出た履歴だけを公開

③ ICO・仮想通貨詐欺

📌 手口:「これから急騰する新しい仮想通貨」として投資を募り、資金を集めた後に消える。
特徴

  • 「今だけ特別価格」「上場すれば100倍になる」などと煽る。
  • 開発チームの実態がない(プロフィールが偽名・架空)。
  • ホワイトペーパー(計画書)が雑、またはAI翻訳のような不自然な日本語。
  • 販売だけ行い、上場せずに運営が消滅する。

実例(詐欺の兆候)

  • 「芸能人やインフルエンサーが宣伝しているが、運営会社の実態が不明。」
  • 「日本の金融庁の登録なしで、国内向けに販売している。」

まとめ(投資詐欺を見抜くポイント)

「元本保証」「リスクゼロ」「高配当」などの甘い言葉に注意!
SNSやLINEグループでの「今だけ特別」「人数限定」は危険!
金融庁の登録を受けていない業者は要警戒!
オープンポジションを公開しないEAや自動売買ツールには注意!

💡少しでも怪しいと感じたら、必ず第三者の専門家(金融庁・弁護士・投資経験者)に相談しましょう! 🚨

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