ドル/円相場の歴史(ニクソン・ショック)

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1960年頃から、基軸通貨国である米国においては、

国際収支の慢性的赤字が続いており、ドルの流出と過剰なドルの累積からドルが弱体化しつつありました。

1971年に入ると米国の国際収支は、貿易収支が戦後はじめて赤字に転落するなどますます悪化の度を強め、景気拡大を目的とした3回の公定歩合の引き下げを実施しました。その結果として欧州諸国との金利差が拡大したため、短期資金の投機的な移動を誘発しました。5月にはドイツ・マルクが投機筋の集中的な買いを受けたため、西ドイツはマルクを変動相場制に移行しました。

このような国際通貨不安が続く中で、ニクソン米大統領は8月に、米ドルの金交換停止、10%の輸入課徴金の賦課などを内容とする新経済政策を発表しました。これに伴い、欧州諸国および日本が変動相場制に移行し、ここに30年以上続いた固定相場体制は、事実上崩壊しました。

出典:FX museum


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